DeNA・大田 ノンテンダー問題と「決別宣言」 葛藤の末にたどり着いた「本音」とは
昨年日本ハムからノンテンダー通告を受け、今季からDeNAに加入した大田泰示外野手(31)が13日放送のニッポン放送「The Deep」にゲスト出演した。スポーツライターの金子達仁氏がパーソナリティーを務める同番組に大田は昨年11月末にも出演している。この間の激動の日々を振り返った。
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大田は昨年11月16日に日本ハムからノンテンダー(自由契約)となり、その後、12月にDeNAに入団が決定。
自由契約となってから約1か月の間の心境を問われると「本当に憂うつなんだなって。時間が遅いようで早いようで。毎日不安な気持ちが大きかった」と告白。トライアウト終了後から本格的な交渉がスタート。「色々とお話を頂くなかで、嬉しい悩みに変わっていったと覚えてます」とオファーを受けて以降は、球団を選択するという悩みに変化していったという。
他球団からのオファーもある中でDeNA入団を決めた理由については、本拠地が自身の出身である東海大相模高時代にホームグラウンドとして使用していた「縁」があったのに加え、あえて厳しい環境に身を置くことも意識したという。
「選択肢は他にもあり、その中でも凄く悩みました。自分にとって何が大切なのかを考え、どうしたらいいのか。いい外野手がそろっているベイスターズで自分を試したい。そのなかで自分をもう一度磨き直して(レギュラー争いに)、チャレンジしたい、試したい、勝ち抜きたいという気持ちにもなりました」と語った。 DeNAの外野陣は佐野、桑原、オースティンと打率3割超えの強打者揃い。ほかの球団へ行くほうが出場機会が増える可能性はあったが、自身を成長させるためにDeNAを選択した。