阪神29歳内野手の“仕事人ぶり”にX注目 指揮官も思わず笑顔の2試合連続打点も話題「いよいよスーパーサブの枠におさまらなくなってきた」
熊谷は2試合連続の打点となった(C)産経新聞社
阪神は6月10日の西武戦(ベルーナドーム)に2-4と敗れ、連勝は4でストップ。
2点リードで迎えた8回に悪夢が待っていた。
3番手で登板した左腕・桐敷拓馬は一死一、二塁からタイラー・ネビンに適時二塁打を浴びると、源田壮亮、山村嵩嘉にも連続適時打を浴びるなど西武打線の勢いを止められず。なおも一死満塁のピンチで漆原大晟にスイッチするも長谷川信哉に左犠飛を許し、この回、4点を失った。
序盤は試合前までの時点でリーグトップの防御率1.04とリーグ屈指の左腕、隅田知一郎とエース・才木浩人の投手戦となる中、打線で存在感を示したのは「9番・三塁」でスタメン出場した熊谷敬宥にもあった。
0-0で迎えた2回二死一、三塁の好機に打席が回ってくると隅田の150キロ直球を逆方向に運び、右前適時打をマーク。先制点をあげた。これにはベンチの藤川球児監督もとびっきりの笑顔で片手をあげ、ベンチから一塁上の熊谷をたたえるシーンも。直後に今季4個目となる盗塁も鮮やかに決めてみせた。
俊足も持ち味のユーティリティとしてここまでチームを支えてきた熊谷は7日のオリックス戦(甲子園)でも5年ぶりとなった遊撃スタメンで躍動。8回二死一、二塁から左前適時打で3年ぶりの打点をあげたことも大きく注目を集めた。
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