投壊ヤクルト、ドラフト1位に推したい「即戦力4投手」
(3)亜細亜大学・草加勝投手
最速153キロで大崩れすることなく、しっかりとゲームメークする「亜細亜のミスター完封」。コントロールの良さは起用する側からしたら大きいでしょう。
「厳しさに定評のある亜細亜大学の野球部で4年間、必死に練習を積んできたメンタルの強さも魅力的です。高津監督の後輩にあたり、野球界には『信頼の亜細亜ブランド』があるので失敗は考えにくい。ローテで10勝はいけるんじゃないでしょうか」
(4)国学院大学・武内夏暉投手
古くは金田正一投手から、近年は石川雅規投手と、サウスポーのレジェンドこそスワローズの歴史。そんな系譜を辿りそうな逸材こそ、武内投手です。
「東都の左腕では東洋大の細野晴希投手が当初は人気ナンバーワンでしたが、制球力に優れて安定性に勝る武内投手がそれを上回った印象です。国学院大学からは清水昇投手がドラフト1位で入団し、4年連続50試合登板と主力投手になっていますし、武内投手にとっては入団後も、心強い存在になるのではないでしょうか」
スワローズの「本命」はこのうちの誰か、それとも--。
運命の「10・26」まで、もうすぐです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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