「クボの虜だ」サウジの“誘惑”を絶った久保建英の躍動に海外紙の賛辞続々!「夢を叶えるために『生涯保証』を拒否した」
今夏の移籍市場で久保はスター選手の獲得が相次いだサウジアラビアクラブからのメガオファーも報じられた。しかし、「僕はハッキリとしていました」と語る若武者は、自らの悲願でもあったチャンピオンズ・リーグ出場を優先。R・ソシエダへの残留を決めた。
そんな決意もクローズアップされている。ポルトガルの日刊紙『Publico』は「世間の流れに逆らった22歳の日本人の若者は平然としていた。タケフサ・クボは、チャンピオンズ・リーグのスリルを味わうという夢を叶えるために、ホルヘ・ジェズスの率いるアル・ヒラルの提示した『生涯』を保証するようなオファーを拒否した」と紹介。そのうえで、こう綴っている。
「多くの若い選手たちはより安全な道を選んできたが、タケはそうはしなかった。理由はさまざまに存在するが、何よりも大きかったのは本人の想いだ。今の位置に到達するまでに長い道のりを歩んできた彼は、クラブにとって最大の舞台で輝くチャンスが目前に迫っているときに、貴重な経験を欠くのは常に不名誉だと判断した」
心が揺らぐような“誘惑”を絶ち、己の野望を叶える道を進んだ久保。バスクで2年目のシーズンを謳歌する22歳のパフォーマンスから目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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