絶好調の久保建英がバルセロナ戦へ 決戦を前に現地メディアが古巣とのエピソードを紹介「帰国後も毎年、訪問を欠かさなかった」
好調を維持する久保がバルサ相手にどんなプレーを見せるか楽しみだ(C)Getty Images
久保建英の所属するレアル・ソシエダは現地時間11月4日(日本時間5日)、ラ・リーガ第12節でバルセロナとの対戦を迎える。4位バルセロナを勝ち点差5で追う、5位レアル・ソシエダにとっては、ホームでのこの試合は是が非でも白星が欲しい一戦だ。
そして、久保にとっても育成年代時を過ごした古巣との対戦であることは言うまでもない。自身の成長ぶりを示す上でも結果が求められる。
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ラ・リーガ屈指の名門と久保の関係についてはスペイン国内でも広く知られており、対戦当日が近づくにつれ、現地でもそれぞれにフォーカスする話題が報じられている。スペインメディア『Barça Universal』では、久保のこれまでのキャリアや、バルセロナとの繋がりを紹介するトピックを配信している。
「バルセロナの次のアウェー試合レアル・ソシエダ戦では、土曜日に元ユース選手のタケフサ・クボがピッチに立つことになる」
同メディアは、久保が古巣クラブと対戦することが目前であると伝えながら、「クボがバルセロナで初めてプレーしたのは2011年のことだった。当時9歳だった日本人は、FCバルセロナのユースアカデミーに招待され、すぐにバルサ・アレボC(U11)でプレーするようになった」と下部組織時代を振り返っている。
また、「若きフォワードは、楽しみながらゴールを決めていたが、2シーズン後、バルセロナがFIFAの定める18歳以下のユース選手の国際移籍に関する規約に違反したというニュースが流れ、選手は日本に帰国するしかなかった」とクラブから離れた経緯にも言及。