久保建英の“被害実績”を物語る「73回」 今季リーグ最多の被ファウル数に現地メディアも同情 際立った“孤軍奮闘”ぶり「相手は2人をつけてマークを強化した」
久保は相手の徹底マークに苦しんだ(C)Getty Images
レアル・ソシエダの久保建英は今季、5ゴール0アシストと、クラブ在籍3シーズンで最も低いスタッツとなった。チームも11位という順位に終ったこともあり、チームを牽引した日本人ドリブラーにとって、満足とは程遠い結果だったことは想像に難くない。
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だがその中で、久保が今季、いかに激しい戦いを送ってきたのかを象徴する記録が伝えられている。スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』が現地時間5月27日、シーズンを通して久保が最も多くのファウルを受けた選手だったと報じた。
同メディアによると、久保の受けたファウルの数は73回にも上ったとして、「レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオール(70回)、ジローナのヤンヘル・エレーラ(68回)といった選手たちを上回った」などと綴っている。
さらに、「このランキングは、クボのドリブルや個人技の高さを示すと同時に、毎試合彼がどれほど厳しいマークに晒されてきたかも物語っている」と評しており、続けて、「今季でドノスティア(※サン・セバスティアンの別名)での3年目を終えたクボは、相手ディフェンスから最も警戒される存在の1人となっていた」と指摘する。
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