久保建英は「非売品」 古豪ソシエダの会長が隠さなかった日本代表MFを巡る“98億円の思惑”「放出する必要性など一切ない」
また、ブレトスSDも「重要な選手を失うことについては考えていない。むしろ、さらに優れたチームを作ることを考えている」と断言。「(主力を)売却する必要はない、会長もそう言っているし、とにかくヨーロッパの戦いに戻るための、より優れたチームを作り上げることに重きを置いている」と力説した。
こうした編成に携わるクラブ幹部のコメントに重きを置けば、2029年6月までの大型契約を締結済みの久保の退団は容易ではない。ソシエダが新契約締結の際に結んだ契約解除金6000万ユーロ(約98億1000万円)未満での放出を容認しないのは明らかである。実際、地元紙『Dairio Vasco』も「クラブは6000万ユーロ以上の支払いをだけを求める方針である」と報道。あくまで値下げは行わず、高額の売却益を見込んでいく意向が明らかになっている。
6000万ユーロは決して安い金額ではないだけに、支払えるクラブは限られてくる。その中で、代理人を変更した久保はいかなる決断を下すのか。残留の可能性も膨らむ中で、日本代表MFの行く末が注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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