「カタールから帰国後は…」後半戦での久保建英のパフォーマンスに地元紙から不満の声「稲妻のようなスタートの後、調子を落とした」

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久保に対する期待が高いだけに、後半戦の失速に対して厳しい意見が飛んだ(C)Getty Images

 レアル・ソシエダの久保建英は、クラブ加入2シーズン目の今季も序盤から攻撃の核として存在感を放った。だが、1月以降、終盤戦にかけて欠場や途中出場が目立つなど、後半の戦いで勢いを失ったシーズンとなった。

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 レアル・ソシエダは最終的に勝ち点60、リーグ6位という結果を残し、来季はヨーロッパリーグ(EL)出場権を確保した。だが、チーム自体もシーズンを通して好調を維持できなかったとクラブの地元メディアが主張しており、久保の後半戦でのパフォーマンスが成績に響いたとの声も上がっているようだ。

 スペイン紙『Noticias de Gipuzkoa』が現地時間6月4日(日本時間5日)、レアル・ソシエダの今季の戦いを振り返る特集記事を配信。その中で、「2024年のレアル・ソシエダのパフォーマンスを低下させた要因はたくさんある。チームが中断前と中断後とで同じでないことは明らかであり、議論の余地はない」と評しており、「今シーズンの先発メンバーであったアマリ・トラオレとタケフサ・クボが、それぞれアフリカ・カップとアジア・カップでプレーした後、調子を落としてしまったことだ」と指摘している。

 同メディアは、久保の今季を「稲妻のようなスタートの後、調子を落とした」として、1月のカタールアジアカップを境に不調に陥ったと分析する。守備面については「タケはプレッシングの応用力など、ディフェンダーと同じ能力で常にマーカーを追いかけようとしているため、そこでも主要な役割を果たしている。この任務には慣れている」と称える一方で、「カタールからの帰国後は、リーグ戦では1ゴールだけで、アシストもバレンシア戦でアンドレ・シルバに通したラストパスの1本だけだ」と物足りなさを訴えている。

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