欠場続く冨安健洋の現状を不安視 復帰への過程に現地メディアが見解「根本的な原因への対処が重要」
その上で、ボローニャ所属時からの故障歴を振り返り、また、ふくらはぎの怪我の性質などにも触れながら、「クラブはトミヤスの復帰を急ぐよりも、長期的な回復を優先し慎重な姿勢で臨むだろう。今シーズンの残りを欠場することはないだろうが、彼の故障歴からすれば、復帰がさらに遅れる可能性はゼロではない」と論じている。
同メディアは「アーセナルが今シーズン、そしてそれ以降の成功を目指す上で、彼の貢献は極めて重要である」と強調しており、「単に症状を治療するのではなく、トミヤスの怪我の根本的な原因に対処することが、持続可能な完全復帰にとって重要だ。そのためには、リハビリ期間を長めにとり、再発のリスクを最小限に抑えるために徐々にチームに復帰していくことが必要かもしれない」と見通している。
アーセナルは現在も上位争いを続けており、来月にはチャンピオンズリーグのゲームも控える。今後も、これまで以上に強度の高いプレーが求められる戦いとなる中、冨安の戦列復帰は果たしてどのタイミングとなるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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