浅野拓磨、マジョルカ加入後初ゴールは“転機”に 現地メディアも「序盤の不振を完全に脱した」と高評価

浅野はこのゴールで乗っていけるか(C)Getty Images
マジョルカの浅野拓磨に待望の初ゴールが生まれた。現地時間3月2日(日本時間3日)、ラ・リーガ第26節として行われた本拠地でのアラベス戦で見事なボレーシュートを決め、移籍後初得点を記録した。マジョルカはこのゴールで早々にリードを得たものの、後半に追いつかれゲームは1-1のドローに終わっている。
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これが加入後15試合目の出場、24節のラス・パルマス戦からは3戦連続でスタメンでピッチに立った浅野が、チームに先制点をもたらした。9分、右タッチラインからのロングスローがアラベスゴール前に送られると、混戦から浅野が右足を一閃、思い切りのいいボレーでゴールを狙い、ボールをネットに突き刺した。
ホームスタジアムが沸き上がる中、ゴール直後に浅野はお馴染みの「ジャガーポーズ」を披露。チームメイトによる歓喜の輪で祝福を受けると、さらにその後、浅野は四方にお辞儀をするなど、さまざまな形で喜びと感謝の想いを表現していた。
浅野はこの後、65分までプレーし交替でピッチを後にしている。その直後に同点に追いつかれ、結果は引き分けに。背番号11の殊勲のゴールは勝利に結びつかなかったものの、それでも今後への期待を膨らませるパフォーマンスとなったことは間違いないだろう。