【巨人】注目集める外国人選手去就問題 評価を高める「助っ人の名前」
バルドナードはブルペンで存在感を高めている(C)Getty Images
現在4位の巨人は9月5日からヤクルトとの3連戦(神宮)に臨む。
先のDeNAとの3連戦は先発陣が早期降板する試合がつづいた。2日の試合では8点ビハインドの8回から内野手登録の北村拓己が登板したことも話題を呼んだ。
【動画】2日の試合は8回から登板した内野手の北村の投球にも注目が集まった
一方、今週前半は5位のヤクルト、週後半からは最下位・中日との対戦とあって下位チーム相手にいかに勝ち星を積み上げられるかが目指すCS争いに向け、重要となりそうだ。
またシーズンも残り23試合となり、注目を集めるのは助っ人外国人選手の生き残りを賭けた戦いにもある。
仮にこのままシーズン終了となればアピールの時間も限られているとあって、来季を見据えて一戦、一戦が大事なポイントとなりそうだ。
今季は開幕前に新外国人選手5人が入団。ルイス・ブリンソン外野手、タイラー・ビーディ投手、フォスター・グリフィン投手、ヨアンデル・メンデス投手、ヨアン・ロペス投手。この5人に加え、7月からセットアッパーとして加わったのが左腕のアルベルト・バルドナード投手となる。
またシーズン終盤にきて存在感を見せているのが、バルドナードの働きだ。196センチ、122キロの恵まれた体格から繰り出される迫力ある投球が特徴。
先発の井上温大が2回途中降板とスクランブルとなった3日のDeNA戦(横浜)でも7回から6番手として登板すると、2回1安打無失点としっかりと仕事を果たした。これで13戦連続無失点と安定したピッチングで、勝利の方程式の一角を担っている。