南野拓実、復活の理由 米メディアが開幕6戦3発と好調のワケを分析「間違った時期に、間違った場所にいた」
53歳のオーストリア人監督はザルツブルク時代に師弟関係にあった間柄。南野にとって戦術面を含めて、馴染みやすい環境が整った形だ。「ヒュッター監督による『3-4-2-1』のシステムがマッチしている」と強調した『The Athletic』は「ミナミノは粘り強く、勤勉で、正確なプレスをかけ、スペースを見極めての動き出しも巧みだ。策略を巡らしてパスを出す代わりに、周囲に動きがあること、自ら攻撃的なスペースに動く機会があることで利益を得ている。今のところ、その両方が出来ている」と、日本代表FWを褒めちぎった。
また、同メディアは「ミナミノはサラー、フィルミーノ、マネら、才能豊かな攻撃陣からポジションを奪うことは出来なかった」とリバプール時代を回想。そのうえで「レッズでは成功するのに十分な実力がなかったというよりも、間違った時期に間違った場所にいた選手だったということだ」と強調した。
まさに水を得た魚といった様子の南野。シーズンはまだ始まったばかりだが、存在感は強まる一方だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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