【巨人】「強打の捕手」は流出してしまうのか CSファイナルS終戦で注目集めるFA事情
大城は捕手としては今季45試合の出場にとどまった(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人が今シーズンの戦いを終えた。
21日に行われたCSファイナルS第6戦(東京ドーム)に2ー3と逆転負けを喫し、3勝4敗で日本シリーズ進出を逃がした。
試合では8回から菅野智之が救援登板を果たすなど執念の継投も見せたが、9回二死から相手主砲の牧秀悟に勝ち越し適時打を許し、9回裏も得点を奪えず。CSでは6試合で合計9得点と貧打にも苦しんだ。
球団創設90周年の今季、レギュラーシーズンは優勝を達成したものの、日本一への道には課題も残った。
就任2年目となる阿部慎之助監督が来季に向け、どんなチームデザインを描いていくかも注目となる。
一方、今季は主力選手のFAイヤーともなっている。
まずは捕手の大城卓三。選手会長も務めた今季は打撃不振で二軍調整の時期もあるなど、苦しいシーズンともなった。96試合で打率「.254」、3本塁打、27打点。
昨年は主戦捕手を務めるも今季は阿部監督の考えで岸田行倫、小林誠司との3捕手併用制となる中、主に「5番・一塁」で打撃面での貢献を果たし、シーズン終盤には戸郷翔征の指名で再び先発マスクをかぶる機会も増えた。
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