抜けられないトンネル 阪神不動の2番打者 中野拓夢がオープン戦30打席無安打
何より昨年のチーム日本一には「1番・近本」「2番・中野」の果たす役割が大きかったことは知られている。中野は164本のヒットを放ち、最多安打のタイトルを獲得。遊撃から二塁へとコンバートとなった守備でもチームを支えた。俊足巧打、ときに長打もある2人が自在に打線を操っている姿は他球団垂涎の1、2番コンビとして球界を席巻した。
日本一の主要メンバーとして知られる中野の不振は目指すリーグ連覇へも気がかりな材料となる。
果たして29日と迫る開幕にどうコンディションを整えていくのか。今後も注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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