矢野阪神 サトテル4番より深刻な「あの選手」の出遅れとは
8日に行われる阪神と日本ハムの練習試合(宜野座)に注目が集まっている。日本ハム・新庄監督が「ガラポン」でのスタメン起用を予告すれば、阪神・矢野監督は4番候補の佐藤輝明を「4番・右翼」としてスタメン出場させることを明言。両チームにとって初の対外試合となるとあって、見どころ満載となりそうだが、一方で阪神内で危惧されているのはあの主力選手の「出遅れ」にある。
下半身のコンディション不良でキャンプを二軍スタートとなった中野拓夢内野手(25)はキャンプに入っても、一進一退の状態が続いている。当初目標にあげていた2月中の実戦復帰を、3月に下方修正と、目指す開幕に間に合わない可能性も出てきた。昨季、ルーキーながら30盗塁をマークし、盗塁王に輝いた。チームが目指す優勝には、中野の「足」は欠かせないとあって、今後の調整が注目される。
さらに二塁手の糸原も4日に球団が新型コロナウイルスの感染を発表。現在は隔離中とあって、こちらも調整の遅れが心配されている。
「二遊間を守る糸原、特に中野の状態は気になるところです。昨季のチームの活躍は固定メンバーが力を発揮したことが大きかった。空いたピースを埋めるのは容易ではありません」(放送関係者)
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