矢野阪神 4番構想の裏で不安視される「あの選手」の出遅れとは

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 中野拓夢内野手(25)は昨季ルーキーイヤーながら、135試合に出場し、127安打、打率・273、30盗塁をマーク。セ・リーグの新人王に輝いた。リードオフマンとしても存在感を発揮、チームの機動力を生かす大きな要因となった。

 しかしその中野は下肢のコンディション不良で二軍キャンプスタートとなった。日によって、状態も流動的とあって、慎重な調整を余儀なくされている。オフには今季の目標に「50盗塁」を掲げるなど飛躍を誓っていた若武者が欠けるようだと、中野が守る遊撃は重要なポジションとあってチーム構想に狂いが生じる可能性も出てきた。

 一方、不測の事態はチームにつきものとあって、就任4年目の背水イヤーとなる矢野監督の危機管理策にも注目が集まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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