余裕なく問われる佐々木朗希の“成否” 大谷翔平の6回8Kの快投を台無しにしたド軍中継ぎ陣を米記者も糾弾「大事な場面で脆弱」

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この日も堪えきれずに打ち込まれたタナー(C)Getty Images

 偉才の快投は勝利には結びつかなかった。

 現地時間9月23日、ドジャースの大谷翔平は敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・投手兼DH」で先発登板。6回(91球)を投げ、被安打5、無失点、8奪三振と好投。今季最長となるイニングを投げ切ってマウンドを後続に託したが、中継ぎ陣が打ち込まれ、チームはサヨナラ負けを喫した。

【動画】守護神スコットが粘れず…ペルドモにサヨナラ打を浴びたシーン

 鉄壁を誇るはずだった中継ぎ陣がどうにも冴えない。この日も大谷の後を受けたジャック・ドライヤーが3点を失うと、エドガルド・エンリケスとアレックス・ベシアが何とか無失点でリレー。それでも最終回にマウンドに立ったタナー・スコットが2失点。二死までこぎつけたが、ヘラルド・ペルドモにド真ん中に入ったスライダーを打たれ、無念の敗戦投手となった。

 どれだけ先発陣が好投しようと、中継ぎ陣が踏ん張りきれずに競り負ける。そんな悪循環が続くチームにあって、とりわけ顕著な存在となっているのが、守護神のスコットだ。昨年12月に4年総額7200万ドル(約112億円)の大型契約を締結した左腕だったが、オールスター休暇以降でパフォーマンスがガクッと低迷。投げたのはわずかに11イニングながら防御率は8.18。さらに9つの四球を与えており、自滅状態が続いているのだ。

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