実現すれば波紋も…大型契約を望む“無双左腕”がド軍入り? 元GMが衝撃のトレード案を提言「グラスノーはトレード拒否権を持っていない」
球界で敵なしと言える支配力を発揮しているスクーバル(C)Getty Images
日の目を見ることになれば、球界に衝撃、いや波紋を生むのは必至だ。今季のア・リーグにおけるサイ・ヤング(CY)賞投手で、2026年オフにFAとなるタリク・スクーバル(タイガース)のトレード話が一部メディアで浮上し、ドジャースが有力候補として挙げられた。
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現在29歳のスクーバルは、24年に18勝4敗、防御率2.39、228奪三振(奪三振率10.69)、25年は13勝6敗、防御率2.21、241奪三振(奪三振率11.10)という圧巻の成績を残し、2年連続でサイ・ヤング賞を受賞。名実ともに「メジャー最強投手」として評価されている。
現行契約は26年オフまでとなっている。無論、絶対的エースを長期的に引き留めたいタイガースは、1億7000万ドル(約256億円)規模の大型契約を提示。しかし、球団への愛着があるというスクーバル本人、そして“剛腕”の異名を持つスコット・ボラス代理人が望む金額とは2億5000万ドル(約376億円)の差が生じているとされている。
高騰の一途を辿っている先発投手の契約傾向を考えれば、スクーバル側が球界最高水準の契約を望むのは必然だ。それだけの実績を彼は残してきている。
仮に残留交渉が破談すれば、タイガース側もチーム再編のために、FA流出ではなく、大型トレードで価値を模索する。となれば、市場が一気に動き出す可能性があるという。米メディア『The Athletic』のご意見番であるジム・ボウデン氏は、「エース級は何人いても問題ない」と断言。すでに大谷翔平、ブレーク・スネル、山本由伸、タイラー・グラスノーの先発4本柱を抱えるドジャースへの電撃移籍を伝えた。





