【日本ハム】現れたガッツマン 近年固定できていなかった遊撃レギュラーへ 「期待しているよ!」

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水野は今季、特に飛躍を果たした一人だ(C)産経新聞社

 2年連続最下位から2位フィニッシュと大躍進を遂げた今季の日本ハム。

 開幕から様々なドラマが生まれた中で、今回は存在感を示した水野達稀のシーズンを振り返る。

【動画】好投の種市をついに攻略!日ハム水野達稀が2点適時三塁打を放つ

 JR四国から21年3位入団。プロ3年目の今季、春季キャンプは2軍スタートとなった。しかしキャンプ序盤から行われた紅白戦で攻守にわたるアピールが認められ、キャンプ中盤から1軍への昇格を果たした。オープン戦でも結果を残し、開幕戦は「7番・遊撃」でスタメン出場。

 すると、開幕直後、3月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)で9回一死から勝ち越しタイムリーをマーク、存在感を放つ。

 5月12日のロッテ戦(エスコン)では同点の9回一死満塁の場面で打席が回ると、ライトへプロ初となるサヨナラ打を記録。恒例の勝利の一丁締めでは「これが今年のファイターズです!」と言ってのけたことも話題を集めた。

 その後も着々と階段を上がった。5月15日の西武戦では本田奎佑からプロ初本塁打を放つと、21日のオリックス戦では勝ち越しとなる2号2ランを放つなど、攻守にわたって光を放ち続けた。

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