2年連続Bクラスで引責退任 原巨人で「埋まらなかったピース」とは
今季から主将を務める岡本和(C)Getty Images
去就が注目されていた巨人の原辰徳監督が今季限りで退任することとなった。10月4日付のスポーツ各紙が一斉に報じている。
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V奪回を目指して戦った今季はここまで70勝70敗2分けの勝率5割で4位。球団にとって同一監督による2年連続Bクラスは史上初の屈辱となり、原監督は責任を取って身を引く形となった。
開幕からいきなり単独最下位に転落するシーンもあるなど、シーズン通して上位浮上が果たせなかった。
当初想定していた機動力野球の導入、チーム打撃の徹底など目指す野球はあったものの、いずれも不完全燃焼に終わった形だ。
数々の「誤算」がからみあっての2年連続Bクラスとなったが、原監督がシーズン当初から浮上のピースとして期待をかけたのは主砲・岡本和真のリーダーシップにもあった。
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