KO逃すも那須川天心の評価は上々 7戦目での“成長”を海外メディアも称賛「修正力が光った」

タグ: , , , 2025/6/10

進歩した姿を見せた那須川。本人はKOを逃したことに不満の様子だったが、内容は充実していた(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext

 プロボクシングのWBC世界バンタム級1位の那須川天心(帝拳)が6月8日、東京・有明コロシアムでノンタイトル10回戦に臨み、WBA同級6位のビクトル・サンティリアン(ドミニカ共和国)に判定3-0(99-91、99-91、100-90)で勝利した。

【画像】進化を証明! アマ200戦の難敵を繰り広げた那須川天心の激闘を厳選写真で一挙紹介

 これがプロボクシング転向7戦目の那須川は、次戦での世界タイトル挑戦も視野に入れ、この試合に挑んだ。序盤は静かな立ち上がりとなったが、那須川は的確なパンチを当て、早い段階からポイントで優位に立つ展開に。だが、サンティリアンも随所に強打を打ち込み、ラウンド毎に攻防は激しさを増していった。

 那須川は途中、左目上をカットするも怯まず、前に出続けた。さらに、中盤以降は細かいステップワークも交えリングを広く使い、有効打を当てていく。そして最終2ラウンドでは、互いがKO勝利を目指し、最後の力を振り絞り、近距離から左右のパンチを強振。両者とも相手の拳を受けながらも倒れることなく、試合終了を迎えた。

 判定での勝ち名乗りを受けた後、那須川はリング上で、「課題が多くある」などと自身の戦いを振り返っている。世界タイトル挑戦への思いも明言せず、マイクも終始、“控えめ”な内容に。激戦を終えたばかりの表情には、KO出来なかったことへの悔しさも滲ませていた。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム