「負けていれば主たる話題になっていた」“怠慢守備”を取り返すテオの逆転3ラン ファンの苦言を「撤回させることになった」

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テオスカー・ヘルナンデスが逆転3ランを放ってドジャースが地区シリーズ初戦を制した(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間10月4日、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦に5-3で勝利した。

 大谷翔平は打者としては4打数無安打4三振に終わったものの、投手としては2回に3点を失った以外は得点を許さず、6回3失点9奪三振で勝ち投手となっている。9回は佐々木朗希が“クローザー”としてマウンドに上がり、メジャー初セーブを挙げている。

【動画】緩慢守備の汚名返上!テオスカーの逆転3ランをチェック

 打線は2-3で迎えた終盤の7回にドラマが待っていた。二死一、二塁の場面でテオスカー・ヘルナンデスが右中間へ逆転の3ランを放ち、2回に自ら犯した“ミス”を帳消しにした。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、2回にJ.T.リアルミュートの右中間への打球を追うT・ヘルナンデスの守備について言及。「全くハッスルしない(全力で走らない)姿を見せ、ファンからは非難が集中した。より守備の良い外野手であれば、ドジャースは失点のうち1点を防げたかもしれない状況で、リアルミュートは三塁まで到達し、2点が入った。その後のハリソン・ベーダーの犠飛でリアルミュートが生還したことは、さらに痛手を負わせることになった」と振り返っている。

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