「過去をゴミ箱に捨てるようにして集中した」——テオスカーの究極ポジティブ思考が生んだ逆転3ラン!緩慢守備の汚名返上
それでも、汚名返上に成功した。7回にフィリーズ3番手のマット・ストラームの高め直球をとらえ、右中間席に叩き込む逆転3ラン。何度も雄たけびを上げてダイヤモンドを一周したヒーローは、それまでの3打席3三振も踏まえ、「私は低い球を追いかけすぎました。ストラームはストライクゾーンの上が好きなようで、その通りの球がきました」と振り返った。
取材陣から「守備のミスは本塁打で帳消し」「気持ち良かったのでは?」と尋ねられると、テオスカーは冷静に答えた。「私にとって前に起こったことは、過去のこと。それをゴミ箱に捨てるようにして、その打席で、守備で、自分がすべきことに集中しようとしました。ただチームを助けようとしているだけです」。決して失敗を引きずらない究極のポジティブ思考。周囲をヒヤヒヤさせながらも、その存在は今後も欠かせないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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