「兄と弟のような関係だ」打撃低迷のパヘスを支えた深い“絆” ド軍コーチ「テオは自分の視点から物事を見てくれる」

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 同打撃コーチは「アンディがメジャーに昇格した頃、テオはアンディに何かを伝えてくれる大きな力になってくれた。アンディはコーチングが非常にしやすいので、直接伝えてもいいだろう。でも、テオは自分の視点から物事を見てくれる」と、熱い信頼を寄せた。

 24歳のパヘスは「僕たちはいつも本当に仲が良かったんだ」と、T・ヘルナンデスとの関係について話すと、「いろいろなことを話し合った。辛い時も、良い時も、たくさん話し合ってきた。もちろん、(T・ヘルナンデスは)メジャーリーグで豊富な経験を持っているから、こういう難しい時は彼を頼りにするんだ。でも、最初からずっと仲が良かったんだよ」と述べたという。

 一方、T・ヘルナンデスはパヘスについて「彼の何が間違っているか、あるいはスランプに陥っているかについて話しているわけではないよ」と述べた上で、「ただ彼に伝えようとしているのは『よし、これを試してみよう。あれを試してみよう。フィールドで自分がやっていることに満足できるなら、何でもいいから』ということだ」と、32歳のT・ヘルナンデスはあくまでパヘスの立場に立って助言を送った。

 デーブ・ロバーツ監督も「彼らは確かに兄と弟のような関係だ」と話し、「でも、彼らは互いに切磋琢磨し続けていて、それを見るのは楽しい」と、2人の関係性を快く見つめている。

 今回、T・ヘルナンデスは離脱となったが、パヘスはこの日「4番」に座り、2安打1打点と結果を残した。2人の“絆”が生んだ力は、ドジャース打線に活力を与えている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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