どうなるT・ヘルナンデス 3年110億円まで“条件譲歩”もドジャースは複数年契約に懸念か「オオタニの存在でDHはチャンスがない」
24年の年俸(2350万ドル=約34億6000万円=当時のレート)とほぼ同額の年俸での3年にまで歩み寄りを見せているT・ヘルナンデス。最大でも3年総額7200万ドル(約110億1000万円)の範囲に落ち着くことを考えれば、適正な価格帯なようにも思える。
しかし、複数年契約には懸念も示している。米移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は「守備面の懸念からドジャースとの複数年にわたる再契約は問題のある組み合わせになる可能性がある」と指摘。T・ヘルナンデスの契約に対する問題点を提示している。
「ドジャースもヘルナンデスとの再タッグに前向きであることは明らかだ。しかし、一部の球団関係者はヘルナンデスがすでに32歳であること、そしてショウヘイ・オオタニの存在によりDHの出場機会が与えられない状況に不安を示している。その守備負担はドジャースにとって長期的な契約を心配させている」
すでにレッドソックスやヤンキース、ブルージェイズなどからの関心が寄せられているT・ヘルナンデス。長期的な黄金期を見据えた強化を続けているドジャースが二の足を踏むようなら、他球団への移籍も決断する可能性もあるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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