阪神・サトテル 貧打以上に深刻な「問題点」 厳しい目が注がれる「理由」とは

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 阪神ファンのため息が止まらない。阪神は14日の中日戦(京セラドーム)に4―5と敗れ、今季3度目の6連敗で4位に転落した。

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 最後は守護神、岩崎のミスが勝敗を分けた。4ー4で迎えた9回一死一、三塁の場面で迎えた代打・木下がスリーバントスクイズを敢行。この3連戦で敵将の立浪監督は度々スクイズを敢行と泥臭く1点を奪いにきただけに警戒心もあったのか、岩崎は高めにボールを外したが、これが高すぎる「大暴投」。スタートしていた一走と三走が進塁し、痛すぎる決勝点を献上した。

 この日はほかにも5回までに今季最多タイの3失策でリーグワーストの失策数は「71」を記録。9試合連続失策は矢野政権下のワーストタイとなった。コロナ禍で中野、大山、近本といった主力選手を欠く中、打てず、守れずではチームの浮上もない。ミスがミスを呼ぶ「負の連鎖」には矢野監督も「なんとかせなあかん」と表情もさえない。

 一方でチームが苦境に立つ中、厳しい目をむけられているのは若き主砲・佐藤輝明内野手(23)の状態にもある。この日の試合も3打数無安打でここまで14打席連続無安打と不振にあえいでいる。

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