今季初打点の佐藤輝明に「もっとしっかりしたヒットを」の声 球界大物OBが指摘する打撃フォームの修正ポイントとは?
だが、フォームについては修正が必要であるとして「基本的に(バッティング時の)体重は地面に下げなければいけない。それが高めにボールが来るたびに上に移動してしまっている。どうしてもバットに力が伝わらないうえに、背伸びして打っている感じになる」と重心の高さを指摘。
続けて「重心をしっかり下げることにより高めには反応しなくなるのだが、高めに手を出す場面が多く、さらにストライクでは無くボール球を振っている」としてコースの見極めにも影響が及んでいるとコメントしている。
また佐藤氏は「重心を下げ、地面を足で掴むように立つことで状態も伸びないし、コンパクトに振ることができる。元々、ローボールヒッターなのにあれだけ高めを振ったらダメだよね」として、終始、重心の位置に関しての言葉を並べていた。
ここ6試合で5安打と、徐々に結果も残してきているだけに、さらなる打棒発揮が待たれる佐藤輝明。豪快なアーチを描き、本当の意味でそのバットから快音が聞かれる瞬間はいつ、訪れるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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