「鍵は5番打者」球界OBが指摘する 阪神が目指すアレのための「必勝法」
調子が上向かない佐藤輝明、本人の悩みも深い(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は20日の広島戦(甲子園)に5-7の逆転負け。壮絶な打撃戦を繰り広げたが、あと一歩及ばなかった。
先発の西純矢は4回途中自己ワーストの5失点。初回に2失点、味方が逆転した後の4回にも代打の松山竜平に適時打を浴びるなど粘れず、今季2敗目を喫した。
【動画】期待の若手、西純矢も波に乗れず。20日の広島戦では4回一死満塁で代打・松山竜平に走者一掃となる適時打を浴びたシーン
打線ではロマン砲、井上広大に適時打も飛び出すなど明るい材料もある中、一人、かやの外となったのが「5番・三塁」で先発出場した佐藤輝明だった。19日の試合で今季初適時打、マルチ安打をマークと復調が期待されるも、この日は4打数無安打と逆戻り。2点差を追う9回無死一、二塁の好機に左飛に倒れた。
すでにスタメン落ちも経験、ただ岡田監督は開幕前から、4番・大山、5番・佐藤に関しては主軸として打順固定を打ち出している。粘り強く若き大砲の復活を待っているが、なかなか兆しが見られない。
悩める大砲、佐藤をめぐっては球界内からも様々な考察の声が出ている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は20日に更新した自身のユーチューブチャンネルで、各球団の3連戦の戦いぶりを振り返る企画の中で、佐藤の状態についても言及している。