絶不調の阪神・サトテル 球界OBから指摘された「浮上のカギ」とは

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ルーキーイヤーには1試合3発を放ったこともあった。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 阪神の若き主砲が不振にあえいでいる。11日に行われた巨人戦(東京ドーム)に「5番・三塁」で先発出場した阪神・佐藤輝明は4打数無安打で、打率を・138まで下げており、状態が心配されている。

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 巨人先発・戸郷翔征の前に打線は7回3安打無失点と封じ込められた。主軸がそろって打てなかったことも響いたが、中でも深刻なのは佐藤輝だ。2回の第1打席は遊ゴロ。4回の第2打席は二飛、特に7回の先頭となった第3打席では戸郷の投じた初球の甘いフォークを見逃すと、いずれも低めのボール球となるフォークを2球連続で振って3球三振となるなど、選球眼にも狂いが生じている。

 試合後の岡田監督は打順にメスを入れる可能性を示唆するなど、不穏な空気が漂っている。

 開幕から状態が上がってこない佐藤輝に関しては球界内からも様々な考察の声が出ている。

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