打撃改革で期待高まる佐藤輝明に球団OBも太鼓判!本塁打増加へ要求するバッティングへの意識とは

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佐藤は3月8日のヤクルト戦で3試合ぶりのヒットを放った(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 プロキャリア4年目となる阪神佐藤輝明はさらなる進化を目指し、新シーズンに挑む。もっとも期待されるのは言うまでもなく本塁打であり、日本一に輝いた昨季以上のパフォーマンスを多くのファンは望んでいる。

 昨年12月、米国トレーニング施設で自身のバッティングの動作解析を行った成果も、キャンプより出てきているようだ。オープン戦では現在まで、本塁打は1本のみではあるものの、球界内からは今季の飛躍の可能性が高いとの声も伝えられている。

【動画】「この飛距離はヤバい」オープン戦で佐藤輝明が特大弾!ファンも驚愕した豪快2ランの映像





 現役時に日本ハムや阪神など4球団でプレーし、通算129勝を記録した下柳剛氏がYouTubeチャンネル『柳に風』を3月5日に更新。「【サトテル覚醒待ち】ドライブラインで進化した打撃フォームに下柳も期待‼︎」の中で佐藤のバッティングに対する見解を語った。

 下柳氏は、佐藤の打撃フォームの変化について言及しており、「どうしても彼の場合、ポイントが身体寄りだから真っすぐに詰まっていた」と振り返りながら、現在のバッティングでは「打球をとらえるポイントを前にするという対策に取り組んでいる。そうすることで真っすぐに詰まらない」と指摘。変化球への対応にも「変化球打ちがものすごく上手いので、ポイントを前にしても良いと思う」と述べた。

 また、他にも「掛布(雅之)さん、田尾(安志)さんは、およぎながらでも引っ掛けてホームランを打っていた。参考にするべき」などと話し、同じ左打者として高い実績を残した球団OBの打撃技術を例に挙げている。

 さらに、ミートポイントを変えたバッティングはコーチ陣の評価も高いとして、「今岡(真訪)コーチも『今年は違う形で期待できますよ』と言っていた」と球団内の反響を明かしている。

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