【阪神】勝てばマジック点灯となる試合を…厳しい目を向けられた「選手の名前」
しかし佐藤輝は5番手、島内颯太郎の変化球であっさりと追い込まれると、最後は低めチェンジアップに手が出て空振り三振に倒れた。続く糸原健斗、原口文仁と代打攻勢もいずれも凡退に倒れ、結局この回は点を奪えなかった。
佐藤輝はこの日、守備でもまずいプレーがあった。5-2と3点をリードする4回1死一塁、デビッドソンが放った三塁線の打球をファンブル。慌てて一塁へ送球しようとしたがボールが手につかなかった(記録は失策)。本来ならば併殺でチェンジとなるところを1死一、二塁となり、この回は無得点に終わったが、広島打線には5回から1番で始まる好打順をアシストする形となった。結果として5回は西川龍馬、代打、会沢翼に連続適時打を浴びるなど、失点につながってしまった。
佐藤輝の失策は今季12個目。プロ3年目を迎えた今シーズンから三塁専任となり、大事なホットコーナーを任される責任は重い。防げるミスはしっかり防がないと失点につながりかねない。その意味でも悔やまれるプレーとなった。
岡田彰布監督が常日頃から大事にしている「普通のプレー」にほころびが出て、敗れたが、16日の試合で勝てば「マジック29」は点灯する。反省を生かして仕切り直しといきたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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