現在両リーグワーストの「42三振」阪神・佐藤輝明に松井秀喜氏から伝えられた"復調の条件"とは

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 同氏は球団創設90周年特別記念試合となった3日の巨人・阪神戦の試合解説(日本テレビ系列)を元巨人監督の高橋由伸氏とともに務めた。

 試合の中で左打者の先輩として佐藤の打撃の状態に関して聞かれると「同じ左バッターというよりも」と前置きしながら、「ボールの見極め、打つボール、打たなくていいボールというところで少しこの打率になってしまっているのかなという気はします」と選球眼が課題とされると話した。

 「ストライク、ボールの見極めに改善の余地があるのかなと思います」と改めて好球必打の姿勢を求めた上で、「フォアボールを進んで選べるぐらいの感じでいければいいんじゃないかと思います」とアドバイス。四球をしっかり選び取れるようになれば、自然と打率も上がってくるとした。

 松井氏は以前にも佐藤の打撃に関して、打てるボールの見極めをポイントに挙げたことがあった。

 チームにとっても球団史上初のリーグ連覇を果たすためには、「長打力」、得点力が間違いなく大事になってくる。現在のチームでは2年目の若虎、森下翔太が5本塁打と存在感を示しているが、仲の良さでも知られる佐藤、森下の「師弟コンビ」の大暴れこそ、ファンが待ち望んでいるシーンともいえる。

 現在セ・リーグは最下位のヤクルトまで3.5ゲームと混セの状態が続く。裏を返せば、連敗がつづけば、あっという間に遅れを取ることにもつながりかねないとあって、背番号8の豪快な打撃をそろそろ期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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