【阪神】岡田監督も厳しい表情 佐藤輝明再びの「集中力を欠いたプレー」が注目を浴びる理由
佐藤には打撃以外の面でも成長が期待されている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は本拠地甲子園での今季開幕戦となった4月9日の広島戦に1-0と勝利。リードオフマン、近本光司の先制、決勝打が光ったが、試合中のあるプレーにも注目が高まった。
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待ちに待った本拠地開幕戦、猛虎ファンが4万2601人と集結、阪神ナインの勇姿に熱い声援を送った。
先発は昨年最優秀防御率、MVPに輝いた右腕、村上頌樹。2回と5回は得点圏に走者を背負う場面もあったが、最速150キロの直球に緩急をしっかり使った投球術で広島打線を7回2安打8奪三振無失点と封じ込め、今季初勝利。
一方、打のヒーローは近本だ。チームが誇るリードオフマンは両軍無得点で迎えた5回一死二塁から右翼線にライナー性の当たりで適時打をマーク。この日は初回の守備でも好守を見せるなど、奮闘した。
そしてチームは虎の子の1点を守り1-0で勝利、勝率5割復帰を果たした。
とはいえ、試合中には岡田彰布監督が思わず厳しい表情を見せるプレーもあった。
1―0で迎えた7回、先頭打者として出た佐藤輝明は右前打で出塁。しかし直後の坂本誠志郎の打席で、広島の左腕・床田寛樹のけん制に逆をつかれ、痛恨のタッチアウト。この時点でリードはわずか1点と何とか追加点を狙いたい終盤に痛いミスとなった。これには岡田彰布監督も厳しい表情を浮かべた。
「6番・三塁」で先発出場したこの日は、今季初のマルチ安打と打撃に復調気配が見られる中、開幕からわずか10試合でミスも目立っている。