原巨人の「失策」 西武・内海コーチ誕生で「泣く人、笑う人」
この判断についてはこんな声もある。
「結局あの時点でプロテクトを外したことがすべてではないでしょうか。あの年は長野も広島に移籍するなどもあった。チーム作りにおいて、ジャイアンツ愛を強く持つ二人がチームから去ったことは未だに尾を引いているようにも感じます」(同)
巨人の左腕エースとしてチームの日本一にも貢献した内海は18年オフに巨人にFA移籍した炭谷の「人的補償」として、西武に移籍した。巨人一筋15年、通算133勝をあげチームに貢献してきた生え抜きエースがプロテクトリストから漏れ、放出されたことで、当時は球団の判断に巨人ファンを中心に大きな反発の声も出た。
時は流れ、今回の「西武・内海コーチ」には西武ファンを中心に歓迎の声が湧き上がっている。「残ってくれてありがとう、内海!」「引き受けてくれたことに感謝!」「コーチとして若い投手を育てて欲しい」とネット上では早くも期待の声が高まっている。
今季チーム防御率がリーグワーストに沈んだ巨人ではすでに桑田投手チーフコーチがファームに配置転換となり、投手部門に新たに阿波野秀幸氏(58)と久保康生氏(64)を招へいする方向で動いているという。果たして投手陣の立て直しは図れるか。注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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