FA戦線も眼中になし 日本一阪神が来季も安泰とされる「ロマン砲3人衆」の存在とは
また本格覚醒が待たれているのはプロ4年目の井上広大にもある。こちらも前川同様、スケールの大きさが魅力の右の大砲候補。今季は4月中旬から一軍に合流、13試合に出場し、打率・229、0本塁打、7打点。勝負の後半戦に呼ばれることはなかった。
今季がプロ4年目の小野寺暖も来季、さらなる飛躍が期待される一人だ。今季は43試合に出場し、打率・347、0本塁打、11打点。要所で見せる勝負強さで印象を残した。
圧倒的な強さでリーグ優勝、日本一と駆け抜けたチームでは選手個々が役割に応じた働きができたことが優勝に結びついた大きな要因とされる。一方で長打力に関しては、チーム本塁打84本とリーグ5位に終わった。このポイントが改善できるとさらに強みにつながるとあって、若虎の覚醒が待たれている。
岡田監督は常々「人間教育」をモットーに掲げ、選手の成長、育成を見守っているとあって、今後に続くチーム作りの過程にも注目が高まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】今季20勝&200奪三振の無双! 阿部・巨人も注目する最強助っ人に日韓米の争奪戦は必至「契約金は跳ね上がる」
【関連記事】巨人担当記者が「間違いなく大きなチャンス」と断言する理由とは?真価が問われる小林誠司の2024年はどうなる
【関連記事】阿部巨人動いた!補強第一弾、ソフトバンクとの初トレードが「三方よし」といわれる理由
1 2