なぜ藤川阪神は西武に3タテを食らったのか 痛恨のピックオフプレー、拙守も響く「ライオンズのほうが一枚上手だったなという…」
しかし5番、大山悠輔に1ボール直後、山田の一塁けん制により佐藤輝が刺された。6回から途中出場となった捕手の古賀悠斗のミットがポンと下に落とされたのを合図に、一塁を守るネビンが素早く一塁カバーに入り、山田の好送球もあって、西武のビッグプレーで好機を潰された。
この8回のピックオフプレーにはNHK-BSで中継解説を務めた野球評論家の与田剛氏も正確に送球した山田のコントロールの良さ、ベースカバーに入った一塁手、ネビンの俊敏な動きをたたえるとともに、内野陣の連係の良さがないと、送球がそれるなど、一転してピンチを迎える可能性もあることで「ライオンズのほうが一枚上手だったなという」、ぎりぎりのところで攻めた西武の試合巧者ぶりが光るプレーだったとした。
阪神にとっては屈辱の3連敗。初戦、2戦目は救援陣が打たれ、3戦目はミスも響き、完全に西武に力負けとなった。それでも貯金はまだ11もある。すべてを糧に、前に進むしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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