藤川阪神が抱える「第3捕手問題」が話題…坂本、梅野に次ぐ捕手人材は? チームが強い今だからこそ埋めておきたい「死角」とは
しかしその栄枝は後半戦始まって5試合目の7月31日の広島戦(甲子園)で今季2戦目のスタメンマスクをかぶるも、ドラフト1位左腕、伊原陵人とのバッテリーは4回4失点と結果を示せず。5回からバッテリーごと交代、藤川監督も苦言を呈していた。
その栄枝が4日に抹消。5日に登録されたのが長坂だった。現在チームには4年目捕手、21歳シーズンの中川勇斗もいるが外野として出場している。
チームが抱える「第3捕手問題」は岡田彰布前監督時代から抱えていた課題でもある。捕手ポジションは一定期間の実戦経験も必要、学ぶことも多く、育成に時間がかかることも知られているとあって、チームが好調な今だからこそ、着手すべきポイントともなる。
「勝利と育成」の2大テーマをしっかり解消しながら前に進んでいる藤川監督が果たして、このテーマをどうかじ取りしていくのかも引き続き、注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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