岡田阪神 2試合連続サヨナラ負けの悪夢 ワースト5連敗 響いた「投打の不安材料」

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 打線は6回二死満塁の場面に相手押し出しによる1点を奪うと、1-1で迎えた9回一死満塁の好機に渡辺諒の犠飛で1点をもぎ取るも、4安打2得点と得点力不足が目立った。

 ロッテ打線の粘り強い戦いぶりが光る試合ともなったが、深刻なのは昨年の日本一チーム、阪神の状態だ。

 この日、7番に降格となった大山は4打数ノーヒットに終わった。岡田監督も近本を4番に起用するなどカンフル剤を打ち込むも、得点力不足の大きな要因となっている主砲不振に関しては上がり目が見えないのが苦しいところ。

 不安材料は終盤の投手起用にもある。前日はゲラが、この日は岩崎とダブルストッパーを務める両投手が2日にわたって1点差を守り切れず、救援失敗。開幕から2か月が過ぎ、疲労が蓄積している影響もあるのか、両投手は交流戦前の巨人戦でも打ち込まれるなど、状態が不安定となっている。

 プレッシャーの大きい守護神を務められる投手は限られているとあって、勝ち星を奪うためにも今後も終盤の投手起用が注目を集めそうだ。

 阪神はこれで交流戦に入って4戦連続勝ち星なしと苦しい戦いが続いている。目指すリーグ連覇にとっても大事な交流戦の戦い、投打にわたって選手たちの一層の奮起が待たれている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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