【現役ドラフト】阪神のリスト入り選手を予想 22年ブレーク右腕が候補に?
■打撃センス光る高寺も候補か
2人目は高寺望夢だ。打撃センスが光る左の内野手で、高卒4年目の22歳とまだ若い。直近2年は一軍出場はないものの、今季は二軍で123試合出場。リーグ最多の124安打を放った。本職は遊撃だが、二塁、三塁もこなしている。
チームは明確な遊撃レギュラー不在だが、ベテランの域に入る木浪聖也がいて、高寺の2歳上に小幡竜平が控える。ルーキーイヤーを終えた山田脩也の評判も上々だ。高寺にとっては、早いうちに環境を変えたほうが道が開くかもしれない。
■小野寺の勝負強さは他球団でも?
3人目は小野寺暖だ。シャープな打撃と勝負強さを持ち味とする、右の外野手。昨季は規定打席未満ながら打率.347の高アベレージを残し、日本一メンバーに名を連ねた。今季は6月に左手首の靭帯損傷を負うなど、本来の打撃が見せられず。打率1割台、本塁打と打点はともにゼロだった。
来季の阪神の外野陣は、近本光司と森下翔太がレギュラー確定。もう1枠を前川右京、(来日すれば)新外国人らと争うことになる。小野寺にとってはなかなかタフな状況だ。ここで心機一転移籍の可能性も否定できない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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