「追われる立場」でリーグ連覇を目指す阪神の”充実度”に球界OBが見解「ここ何年かは阪神がリードする」

タグ: , , , , 2023/11/14

29歳の近本などレギュラー陣はまだまだ働き盛り。しばらく強い阪神が続きそうだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 38年ぶりに日本一を達成するという最高の結果で今季を締め括った阪神。現在も、日本シリーズの激闘、さらに悲願達成の余韻に浸るファンも少なくない中、阪神を含めた各球団はすでに来季へ向け動き出している。

 来季、阪神はペナントレース覇者、そして2023年のプロ野球界の王者として新たなシーズンに臨む。引き続き、岡田彰布監督が指揮を執る阪神だが、「連覇」という目標がやはり簡単ではないとして、球界OBによる見解が伝えられている。

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「ファンの人も含め望んでいるのは連覇しかない」

 来季の阪神について、そう語るのはルートインBCリーグ・オイシックス新潟アルビレックスBCの橋上秀樹監督だ。自身のYouTubeチャンネル『橋上秀樹アナライズTV』で11月12日に配信した動画の中で、阪神の今後の戦いについて語った。

 ヤクルトでの現役時、さらに引退後にコーチを務めた巨人でもリーグ連覇に貢献している同監督は「今季は日本一という結果を残し、ハードルを上げたことになります」と述べており、「追われる立場としての戦い、そしてその中でファンの期待に応えていくこと、これらも非常に大変です」と主張。

 さらに「初めて勝つこともちろん、連覇はさらに難しいです。特にセ・リーグの5球団は“打倒・阪神”でくるわけですから、(連覇のためには)それに対してしっかり対策を立てなければなりません」とコメント。リーグ覇者に対する他球団からのプレッシャーも増すと説明している。

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