矢野阪神 勝負どころで出た「悪癖」 ミスが改善されない「理由」とは

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 チームにとって守備の強化は長年にわたってのチーム課題でもある。昨季まで4年連続リーグ最多失策を記録。今季は最多の巨人に1個差に迫る73失策と「負の連鎖」は続いている。

 阪神のミスが減らない背景にはこんな声も上がる。

 「一つには、矢野監督が掲げる複数ポジション制の弊害もある。選択肢は多いほうがいいと攻撃的布陣も見据えて、矢野監督はころころポジションを替えますが、果たして選手のためになっているのか。投手陣の層が厚いチームだけに、余計なミスは減らしたいところ」(放送関係者)

 今季は佐藤輝が一時、二塁を守ったことも話題を呼んだ。球界屈指の投手力を誇るチームだけにストロングポイントを生かせない采配には疑問の目が向けられている。

 今季限りを明言する矢野監督がチームを率いる戦いも残り少なくなってきた。目指すCS進出、またできるだけ長くシーズンを戦うためにも締まったゲームをファンは切望している。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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