「好調なうちに打線も」首位快走の阪神に求められる打撃陣の奮起 球団OBが要望「投手が登板過多になってしまう」
その中でも、大山、佐藤についてはともに打線の主軸を担う存在であることで、「チームの調子が落ちてきた際には、不満の声が多く聞こえてくるはず。勝っている間で何とか調子を取り戻してほしい」と主張している。
さらに、今月下旬からの交流戦を見据え、「パワフルな打者が並ぶパ・リーグとの交流戦では失点も増える」と予想。加えて「投手陣がこれだけ踏ん張っている間に打撃陣が復調しないと、(投手は今後)登板過多になってしまう」などと見通している。
また下柳氏はポジティブな要素として、昨季に続き四球での出塁が多いことや、2年目のノイジーが攻守で好パフォーマンスをみせている点などを称えながらも、「余裕をもって投手を回せるように野手陣も頑張ってください」として、打線のさらなる活躍を望む言葉を投げかけている。
ここから夏へ向かう中、やはり投手陣への負担が増えていくことは確実。より多くの貯金を得るためには、大山、佐藤の不振脱却をはじめ、打撃陣全体のパフォーマンス向上が何よりも求められる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【柳に風(下柳剛公式チャンネル)の当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=fACP_B-WRVo】
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