矢野阪神 異例の株主総会で浮き彫りになった「次期監督」候補とは
猛虎再建を託すのは・・・。阪神の親会社、阪急阪神ホールディングス（ＨＤ）の株主総会が１５日、大阪市内で行われた。
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毎年、株主からチーム状況に関する忌憚ない意見が飛び出すことで知られるが、今年は今季限りで退任が決まっている矢野監督に向けて厳しい意見が相次いだ。
まずキャンプイン前に退任を公表したことに関して、「キャンプイン前日に『辞めます』って、あんな自分勝手な人おらん。さらにキャンプ中に監督を胴上げした。予祝て何や？ 社会的常識のない監督に（止めるよう）役員は言うたんか？」（株主）と批判の声が上がるなどヒートアップ。発表当時も物議をかもした指揮官の「フライング発言」に関して厳しい目が向けられた。
一方、球団側は注目を集める後任問題に関しては「準備は進めていかないといけないが、仮に決まったとしてもシーズンが終わるまで言うことは絶対にない」（谷本球団取締役オーナー代行）とシーズン終了まで封印する考えを示した。
さらに後任に求める条件としては「外国人に頼った野球だと骨太のチームにならない」（同）として、生え抜き主体のチーム作りが行える人物を求めた。
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