阪神の「扇の要」に大物球界OBが見解 投手の成長を支える重要性に持論も「キャッチャーの存在は大きい」

タグ: , , , , , , 2024/2/28

下柳氏は坂本の低めのキャッチングを高く評価した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 セ・リーグ連覇、そして球団史上初の2年連続日本一を目指す阪神は、昨年の負傷離脱からの戦列復帰が期待されていた梅野隆太郎が、右肩肉離れで別メニューとなったことが今月23日に報じられた。引き続き1軍には帯同し、開幕戦メンバー入りを目指すが、これにより昨シーズン後半から正捕手定着となった坂本誠志郎が今季も開幕からマスクを被ることが有力視されている。日本一の投手陣を坂本が初戦からどのようにリードしていくのか、正捕手争いが予想されたライバルの負傷もあり、そのパフォーマンスが注目を集めることは間違いない。

【関連記事】梅野と坂本は今季も併用か 阪神の“正捕手論”に高木豊氏は「2人がいて阪神のキャッチャーは成立する」と指摘





 また、優勝候補球団の「扇の要」というポジションには、かつてのV戦士からの熱視線も送られている。2003年、2005年と2度のリーグ優勝に貢献した下柳剛氏がYouTubeチャンネル『柳に風』の中で、古巣の今季の正捕手予想などを語りながら、キャッチャーの技術についても論じている。

 2月26日に配信となった動画で下柳氏は、坂本と梅野のプレーの違いに触れ、「坂本は低めのボールを上手にキャッチする」と述べており、コースいっぱいのボールについて「低めのキャッチング、あれがだいぶストライクと言われているはず」と評価。また「梅野は絶対にボールを後ろに逸らさない。ビックリするくらい止める」など、それぞれの特徴を指摘している。

 その上で、「キャッチャーの存在はピッチャーの成長も後押しする場合もある」と主張。阪神移籍以前にパ・リーグでもプレーしていた経験を振り返っており、「現役時、フォークボールを身に付けようとした時期があった。その当時、山下(和彦)さん(近鉄、日本ハムなどで捕手として活躍)と組んでいて、あの人がボールになっても要所でフォークのサインを出してくれたことで、投げられるようになった」と明かしている。

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