【阪神】首位広島と1差 「新庄劇場」に大敗を招いた”ミスの連鎖”とは

タグ: , , , 2024/5/30

 傷口を広げたのは攻撃面においての細かいミスにもあった。
  
 3点差をつけられた直後の五回の攻撃。無死満塁から渡辺諒が中犠飛を打ち上げ1点を返した場面。左中間への深い打球だったにもかかわらず、二走の森下は二、三塁間のハーフウエーで打球を見ており、タッチアップできず、三塁へ進めなかった。勝負への準備ができていないといわれても仕方がなかった。

 岡田阪神が昨年日本一に輝いたのは、指揮官が求める「普通の野球」を各選手が体現できたためともいわれている。得点力は低くてもミスを減らし、確実に勝機に結びつけるなど、スキのなさが光ったが、迎えた今季、貧打は目立ち、ミスの連鎖となれば指揮官が怒りを募らせるのも無理はない。

 首位の広島は29日のオリックス戦(マツダ)に末包昇大、小園海斗の活躍含め19安打14点の大勝と勢いに乗る。交流戦の勝敗次第ではリーグ戦再開時に差をつけられかねない。連覇を目指す岡田監督が今後、どのようにチームを動かしていくかも注目となる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】捕手併用で投手力を活かす阪神 球団OBが「扇の要」起用法に持論「『よくない』という風潮はおかしい」

【関連記事】「俺だったら遊ばせる」高木豊氏が示した 2軍落ちした阪神サトテルの”再生法”とは

【関連記事】阪神守護神争い 評価うなぎ上りの新助っ人 ハビー・ゲラに期待が高まる理由

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム