「なんでザキさん、最初からじゃなかったのかな?」 藤川阪神に浮上した"守護神問題"にX注目「クローザーをどうしたいんかな」
9回から登板した湯浅も今季の無失点記録が途切れた(C)産経新聞社
阪神が痛恨のサヨナラ負けを喫した。11日の西武戦(ベルーナ―ドーム)に2-3と敗れ、連敗。痛い星を落とした。
この試合は左腕、伊藤将司の復帰試合。テンポ良く投げ込み、8回途中無失点。特に4回から7回までは無安打と段々と状態をあげ、変化球の切れ味も良く、105球の力投で復活を強くアピールした。
1-0で迎えた9回には主砲佐藤輝明の18号ソロも飛び出し、1点を追加。猛虎ファンの興奮もマックスに。2点リードで迎えた9回はセーブシチュエーションとあって、どの投手を起用するか、注目された。
そして、ブルペンから拍手で送り出されたのは剛腕、湯浅京己だった。
先頭の滝沢夏央から三振を奪うも、続くレアンドロ・セデーニョに四球、さらに4番のタイラー・ネビンには死球と制球が定まらず一死満塁のピンチを迎える。
そしてここでベンチは守護神の岩崎優を選択。5月30日広島戦以来、約10日ぶりのマウンドで試練を迎えた。
4番手として登板すると迎えたバッターは源田壮亮、1ボールから2球目、121キロのスライダーを捉えられ、同点適時打を許すと二死満塁となり、炭谷銀次朗に143キロ直球を右翼線へ運ばれサヨナラ打を献上。力尽きた。
カード初戦は8回から登板した左腕リリーバー、桐敷拓馬が4失点。2試合連続でチーム自慢の救援陣が打ち込まれる形となった。
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