阪神に”地力”がついたのはなぜ?矢野氏と下柳氏が明かす”チーム強化”と”ドラフト戦略”「日本人の育成をファンは求めている」
即戦力としてチームの軸になった近本の獲得は、球団側の進言もあったようだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
今季、岡田彰布監督率いる阪神は、セ・リーグ連覇や2年連続日本一という球団史上初の偉業を目指している。現在まで、思うように白星を積み上げられていないものの、ここから昨季みせた躍進の再現に、大きな期待が寄せられている。
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昨年、実に38年ぶりの日本一を達成することとなった、その要因の1つとして、選手育成の成果が実ったことが挙げられる。今季も多くの若手選手の活躍がみ込まれる中、現在の阪神の中心を担う主力プレーヤーについて、球団OBによる興味深いエピソードが伝えられている。
「日本人の選手を育てることをファンの人は求めている」
そう語るのは、前阪神監督の矢野燿大氏だ。同じく阪神OBの下柳剛氏のYouTubeチャンネル『柳に風』にゲスト出演し、自身の監督時代の選手獲得、育成について振り返っている。
矢野氏は、チームを率いていた当時、特に日本人選手育成を重視していたとして、「そこをメインにしないと、チームも安定しない。そういう点では、球団の人と一緒にやることができた」と述べている。
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