オープン戦5連敗の阪神を高木豊氏が考察 「まったく問題ない」としながら「監督も物足りないと感じている」点とは
一方で、課題としては若手の突き上げが少ない点をあげた。投手では日本ハムとのオープン戦でも好投した左腕、門別啓人、野手では前川右京が存在感を示しているが、ほかの選手に関しては物足りなさも目立つ。
実際に春季キャンプで岡田彰布監督と会話を交わしたという高木氏も「突き上げという意味では少し物足りないと感じているよ」と指揮官の思いを代弁するシーンもあった。
ただ戦力的には充実しており、レギュラー陣が役割を熟知していることをあげ「大人のチームだから何の心配もない」と繰り返しながら、優勝候補の筆頭に挙げた。
チーム初のリーグ連覇を狙う阪神が今季もペナントレースの中心になるという見方は多い。緻密な計算で知られる岡田監督が果たしてこれから29日の開幕戦までに各自の調整をどのように進めさせていくのかも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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