矢野阪神・新外国人加入で心配される「あの穴」とは
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阪神は12日の巨人戦(甲子園)に0ー4の完封負け。相手先発の戸郷から8安打を放ちながら、決めてに欠いた。
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試合後の矢野監督は嘆き節が止まらなかった。戸郷に対しては5月20日の甲子園での対戦に続き、計17イニング無得点の屈辱。この日の戸郷に関しても毎回のように走者を出しながら、「あと一本」が出なかった。
「(戸郷は)完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じてるというか、打ってないというだけで」。本拠地は観客3万8753人の超満員、勝負と位置づけた大事な9連戦初戦を落としたことで顔色もさえない。
チームにとって明るい話題は新外国人のロドリゲスだろう。この日、入団会見に臨んだアデルリン・ロドリゲス内野手(30)は「どこのチームにいても1勝を目指してやってきた。クライマックス(シリーズ)にしっかりと進出して、そこから優勝(日本一)を勝ち取りたい」とキッパリ。20年はオリックスに在籍、マイナー通算215本塁打を誇る右の長距離砲加入は打線の起爆剤としても期待を集める。
5月下旬からコンディション不良でファームで調整を続けてきたマルテの昇格も矢野監督は明言。新助っ人含む打力の底上げでチームの活性化を図っていく。
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