また虎なのか…2度目の集団感染発覚に厳しい声も 今後につなげるために求められる対策とは
今回の事態を受け、阪神球団の管理態勢の甘さや、感染した選手たちの自覚を問う発言は実に多い。一方で、広義の「会食」自体を悪としてしまうことも、経済活動再開へ向けては足かせにもなろう。Go To トラベルに続き、10月からはGo To イート・キャンペーンも開始される見通し。交通・宿泊・観光業だけではなく、大きな打撃を受けた飲食業へのテコ入れは国策でもある。
人気球団を襲った激震に、メディアの論調やネットユーザーの声は過敏に反応し、舌鋒を過度にとがらせてしまっている恐れもある。「息抜き」も兼ねた最低限の外食は、人間的な生活を送っていく上で必要不可欠なものの一つであろう。ただしそこには、警戒を緩めすぎないために飲み過ぎない、飛沫を飛ばしすぎないために大きな声は出さない、換気・消毒など感染対策を徹底している店を選ぶ、などの「節度」が求められる。そのための知見は、この半年間で多くの方々が学んできたはずだ。
阪神球団の2度の集団感染を、他者への誹謗中傷に走らせるだけではなく、冷静に俯瞰して、次へとつなげていく作業こそ求められる。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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